飲んだ後にしじみが良いって本当ですか?

飲み過ぎた翌朝は、やっぱりしじみ汁にかぎります

 

 

飲み過ぎたなと思ったら、二日酔いだなと自覚したら、ぜひともしじみ汁で弱った肝臓を助けてあげましょう。しじみ汁はしじみ自体がだしになるのでだしをつくる必要がなく、簡単な点からもおすすめです。

 

 

必須アミノ酸は人間がみずからの体内でつくりだすことができず、食物から摂取するしかない栄養素です。

 

 

これが二日酔いに効くのですから、豊富に含むしじみは実に貴重な存在。二日酔い以外にも、昔から漢方薬でもちいられてきました。漢方医学では肝臓に効果があるものは目にも効くとされています。そのため肝臓の疲労のために目が弱っている場合は、しじみを処方して肝臓の機能修復とともに眼精疲労の改善もはかってきたのです。

 

 

またしじみに多く含まれる鉄分は、貧血防止や造血に役だちます。ミネラルが豊富であるということは、ガン細胞の撃退にもつながります。タウリンは血中コレステロール値を低下させたり、食塩が原因となる高血圧を改善するため、脳卒中や心臓病の予防に効果があります。

 

 

つまり、しじみは飲み過ぎだけではなく、生活習慣病全般の対策に欠かせない万能薬的な存在だといえます。あんな小さな貝に、これだけのパワーが秘められていることにいまさらながら驚いてしまいます。